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SHAKUJII GUIDE
石神井ガイド記事

石神井さんぽVol.1

都会とスローライフのいいとこどり!
〜石神井公園駅〜

石神井公園駅 石神井公園駅

こんにちは。ライターの山本莉会です。

大阪から上京し、はや10年。その間に結婚し子どもが生まれ、気付けば30代になった私が例に漏れず直面している問題は、「そろそろ家買った方がいい気がするけど、そもそもどこ住んだらいいの?」問題。

独身時代に住んできたエリアは下北沢・笹塚。新宿と渋谷までの近さだけで住居を選んできた私は、他のエリアを全く知らないのです。これはいかん!と思っていたところ、組合の方から「石神井エリア、いいですよ!」というお話が。都心までのアクセスが良く、都内中心地と比較しても住みやすい上、街の魅力もある、まさに穴場スポットなのだとか。ほ、ほんとに……?

石神井公園に行ったことはあるけど、10年以上前のこと。今の石神井エリアを知るために、石神井公園駅周辺をお散歩してきました!


池袋&渋谷まで一本、バスで吉祥寺も行動圏内のアクセスの良さ

西武池袋線・石神井公園駅に降り立って、最初に感じたのは「あれ、こんなきれいな駅だった?」という感想。2015年に高架工事が完了し、新しい駅に生まれ変わったのだそう。ベビーカーも余裕な大きめのエレベーターがあり、バリアフリーが進んでいました。

石神井公園駅
石神井公園駅。開かずの踏切もないし、地上で景色がいいし、高架駅って最高ですよね!

池袋までは急行でたった一駅(およそ10分)、渋谷や新宿三丁目など都心部の主要駅まで乗り換えなしという石神井公園駅。しかも特急と通勤準急を除くすべての車両が停車するのです。電車を乗り間違え、最寄り駅を通過していく景色を何度も見てきた筆者にとって、かなりポイントが高い…!

また、各駅停車なら当駅発着の電車もあるので、座って出勤することも可能。これ、かなりよくないですか?

バスも見てみましょう。大阪に住んでいた頃は縁遠かったバスですが、東京に来てどれほど重要なのか分かりました。石神井公園駅はバスの乗り入れが多いのも特徴のひとつ。吉祥寺や荻窪まではバスで一本なので、行動範囲が広がりそうです。

荻窪行きは、平日だと10分おきという本数の多さ、かつ荻窪までは25〜40分で到着します
荻窪行きは、平日だと10分おきという本数の多さ、かつ荻窪までは25〜40分で到着します

駅の周りには自転車置き場もたくさん。自宅から駅まで自転車を利用したい場合、欠かせないスポットになりそうです。

駐輪場は6箇所も!
駐輪場は6箇所も!

駅前にはドコモバイクシェアのサイクルポートが。エリア内のサイクルポートは、石神井公園駅付近はもちろん、上石神井駅や大泉学園にかけても多くあります。

『練馬区シェアサイクル』より
『練馬区シェアサイクル』(https://docomo-cycle.jp/nerima/)より

駅には、ABC-MARTや無印良品店、ミスタードーナツ、築地銀だこなど43もの店舗がテナントを構える駅ナカ商業施設エミオ石神井公園があります。テイクアウトのお惣菜店や図書館資料の受け取り窓口もあり、住む人にとってとにかく便利そうな施設です。

駅ナカ商業施設エミオ石神井公園
駅ナカ商業施設エミオ石神井公園。筆者の心をわし摑みにしたのは、パン食べ放題のBAQET
広々とした駅前には、無印良品とクイーンズ伊勢丹
広々とした駅前には、無印良品とクイーンズ伊勢丹

広々としていて真新しい印象の石神井公園駅前。筆者が知らなかった間に、とても便利な街に進化していました。

活気ある商店街が魅力 石神井公園への道のり

石神井公園のある南口方向に進むと、エミオの雰囲気と打って変わり、昔ながらの活気ある商店街が続きます。

平日朝の商店街
平日朝の商店街。土日は住民だけでなく石神井公園の利用者など、より多くの人出で賑わいます
路地を覗いたところ
路地を覗いたところ。それぞれの路地にもお店が

商店街には魅力あるお店がたくさんあります。例えば、趣味の菓子 大島屋。『若大将のゆうゆう散歩』(テレビ朝日)や『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京)など、さまざまなテレビで紹介された、昭和レトロなお菓子屋さんです。

若大将・加山雄三さんも訪れたそう
若大将・加山雄三さんも訪れたそう
昔ながらのお菓子がところ狭しと並べられた店内。圧巻です!
昔ながらのお菓子がところ狭しと並べられた店内。圧巻です!
タイムスリップしたみたいな店内と、時代が変わっても絶対盛り上がるおみくじせんべい
タイムスリップしたみたいな店内と、時代が変わっても絶対盛り上がるおみくじせんべい

商店街を少し進むと、角打ちができる伊勢屋鈴木商店が。軒先をコミュニティとして開放しており、たる酒の量り売りもされています。

夏になると、緑のカーテンがもっと下がり涼しくなるそう
夏になると、緑のカーテンがもっと下がり涼しくなるそう
同店が企画した練馬産ブルーベリー発泡酒
同店が企画した練馬産ブルーベリー発泡酒

商店街にはドライフラワーを販売するカフェ、ふわたんも。ドライフラワーのワークショップもあり、スワッグ(束ねた花や葉を壁にかける飾り)は2,000円から制作可能。

空間にあるすべてがかわいい
空間にあるすべてがかわいい
これがスワッグ。名前があることを知らず、ずっと「ぶら下げるタイプの花束」だと思ってた筆者
これがスワッグ。名前があることを知らず、ずっと「ぶら下げるタイプの花束」だと思ってた筆者

小さな娘さんと母親の親子でワークショップに訪れる方もいるのだとか。男児二人の育児に明け暮れる筆者からすると、想像するだけで幸せな光景です。私も武器じゃなくてスワッグ作りたい。

雑貨とミニギャラリーのOriental Heartというお店も。センスの良いセレクト雑貨を販売している他、地元アーティストの個展なども定期的に開かれています。

元々美容院だったというOriental Heart。石神井エリアに長く住む店主とのお喋りも楽しい
元々美容院だったというOriental Heart。石神井エリアに長く住む店主とのお喋りも楽しい
店内のいたる所に、美容院だったころの面影が
店内のいたる所に、美容院だったころの面影が

魅力的な商店街には、時折バスも通ります。

石神井公園まで伸びるパークロード
石神井公園まで伸びるパークロード
二車線かつバスも通るので、ときに狭さを感じる瞬間が
二車線かつバスも通るので、ときに狭さを感じる瞬間が

交通量がやや多く歩道と車道が分離されていないのは、子育て中の方にとっては気になるところかもしれません。徐行運転のためバスの速度はかなり遅めですが、子どもの真横を通るときはどうしてもヒヤヒヤしてしまいますよね。ただしこのバスルート、現在石神井公園駅前の再開発が行われている影響で、将来的に石神井公園の東側を通るルートに変更される計画が進められているそう。(※1)
※1 参考URL: https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kakuchiiki/shakujii/

現在、交通量の多い商店街の交差点には交通誘導員が立ち、安全を見守ってくれています。

石神井公園へは歩道と車道が分離された、見通しの良い別ルートも。「子どもだけで歩くときはこっちの道を」など、子どもと約束しておくとよさそうです。

東側からだと、こんなに開けた見通しの良い道があります
東側からだと、こんなに開けた見通しの良い道があります

緑の多い石神井公園で心から休める休日を

このエリアの最大の特徴は、何といっても石神井公園があること。ボート遊びや野鳥観察に加え、遊具で思い切り体を動かすこともできます。

撮影時、水質改善のため、池の水を抜く「換え掘り」が行われていた石神井公園。丁寧にメンテナンスされていることが分かります
撮影時、水質改善のため、池の水を抜く「換え掘り」が行われていた石神井公園。丁寧にメンテナンスされていることが分かります

駅を出てすぐの石神井公園駅北側は高層マンションなどが立ち並びますが、南側に位置するこの一帯は落ち着いた雰囲気。理由は第1種低層住居専用地域(※2)および風致地区(※3)に該当しているためです。

※2:第1種低層住居専用地域とは……住環境を守るため、建設制限の設けられた土地のこと。建物の高さや建ぺい率、敷地境界線と建物の間の距離にまで規定があり、ホテルや旅館、風俗関連店、病院、工場などの建設は禁止さています。これらの条件により、第1種低層住居専用地域には二階建ての戸建てや低層マンションなどがゆったりとした設計で立ち並び、日当たりのよさが保証されます。
※3:風致地区とは……自然的景観を守るため、建築制限の設けられた土地のこと。建物の高さや建ぺい率の制限だけでなく、建築物の色など、周辺区域との調和が求められます。

そのため、石神井公園の付近は閑静な街並みが広がり、一角は高級住宅街としても知られています。一戸あたりの区画が大きく、美しい街並みと石畳が続きます。

昔筆者が住んでいた下北沢の部屋(家賃6万円)より広い生垣
昔筆者が住んでいた下北沢の部屋(家賃6万円)より広い生垣

反対側には、石神井公園の緑豊かな遊歩道が。春には桜、秋には紅葉など、一年を通して四季を楽しめます。

冬も味わい深い石神井公園の遊歩道
冬も味わい深い石神井公園の遊歩道
寒い冬の日、日陰には霜柱が。都心ではなかなか見られない光景です
寒い冬の日、日陰には霜柱が。都心ではなかなか見られない光景です
遊具エリア。幼児から小学低学年までの各年齢に合わせた遊具が適度な間隔で配置されている
遊具エリア。幼児から小学低学年までの各年齢に合わせた遊具が適度な間隔で配置されている

石神井池ではボート遊びも。スワンボートやサイクルボート、オールで漕ぐローボートなどが選べます。

ボート乗り場を兼ねた売店のパークス
ボート乗り場を兼ねた売店のパークス
公園の売店と思えないほどの充実したラインナップ
公園の売店と思えないほどの充実したラインナップ

売店では焼き立てのお団子やアイスの他、うどんやラーメン、焼きそばなどの軽食も販売しています。訪れた日は、小さなお子さんのいる家族連れで賑わっていました。お弁当などを用意せず、思い立ったらすぐお出かけできるっていいですよね。

石神井公園駅から公園までは徒歩で約7分。23区内には大型の公園もいくつかありますが、駅近かつ子連れでゆったりできる公園という条件はなかなかないのではないでしょうか。

プールに文化博物館も 施設が豊富な石神井公園周辺

文化&運動施設も充実している石神井公園エリア。例えば、石神井公園ふるさと文化館は、縄文土器などの出土品を展示する常設展以外にも子ども向けのイベントや展示が豊富で、土日には工作イベントやクイズラリーなども行われています。雨の日のお出かけ場所としても重宝しそう。

ふるさと文化館。この日は人気絵本シリーズ『わにわに』(福音館書店)の特別展示が行われていました
ふるさと文化館。この日は人気絵本シリーズ『わにわに』(福音館書店)の特別展示が行われていました

石神井公園には、テニスコートや野球場の他、屋外区民プールもあります。一般用プールと幼児用プールが区分されており、屋外プールではありながらも、外からは見えないように配慮されたつくりになっています。料金はたったの200円(大人1時間)。しかも、幼児は無料、小中学生は100円(土曜12時までの入場なら2時間無料)という破格の価格設定です。

高い塀で囲まれた石神井プール。低層エリアにあり、外からの視線が気にならない
高い塀で囲まれた石神井プール。低層エリアにあり、外からの視線が気にならない
https://www.nerima-miharadai.com/施設ご案内/石神井プール/

子どもが成長し小学生や中学生にもなると、遊び方が大きく変わるもの。エリア内に遊べる場所があると、電車に乗って遠くまで出かける必要もなく安心ですよね。

住環境として理想的な石神井エリア。休日は家族で自然に触れ合いながらのんびりと過ごせそうです。また、交通アクセスがよいことは、大人だけでなく、成長してゆく子どもにとっても進学先を選びやすいなどのメリットになるはず。石神井エリア、自信を持っておすすめできる魅力が詰まった街でした。

石神井エリアには食べ歩きにぴったりな美味しいお店もたくさん。今後、記事でグルメ情報もたっぷり配信していきますね! どうぞお楽しみに。

編集後記写真
編集後記写真

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